手摺り設置工事

本日は住宅内の手摺り設置の施工例をご紹介致します。

わたし川戸光久は住環境福祉コーディネーターとして

お施主様に合わせた手摺りの位置や高さを提案させて頂いております。

丸棒は35Φディンプル付きが歪まず握りやすく滑りにくいので推奨しております。

お施主様から細めのご希望があるときは32Φディンプル付きを使用します。

 

①玄関手摺り

玄関は入り口から横移動をするための横手摺りと、玄関框の昇降様に縦手摺りを設けました。

縦手摺りは立ったままでも腰掛けた状態でも使えるように床面まで伸ばしています。

踏み台の設置をご提案しましたが、視力低下によるつまずきを懸念して取り付け致しませんでした。

 

②廊下移動用横手すり

玄関からおトイレまでの動線に横手すりを設けました。端部は丸形になっているので衣服を引っかける事がありません。

手摺りを受けるジョイント金物は基準の寸法910ピッチに設置してあります。それ以上広上がると歪みの原因になります。

 

③トイレ入り口

廊下から連続して横手摺りを設置しました。トイレドア開閉時に立位保持するために縦手摺りを設けました。

照明スイッチがある為300ミリ程度の手摺りになりましたが、開閉が邪魔にならないように入り隅ブラケットを使用しました。

④トイレ出口

こちらも入り口と同様にドアの開閉をするときに立位保持の為に設けた縦手摺りになります。

設置場所にスペースが無かったのでベースプレートを加工して取り付けました。

 

⑤洋間入り口

洋間のドアを開閉するときに身体のバランスを崩さないように設置した縦手摺りです。

全長は600ミリです。お施主様家族の身長に合わせて標準より100ミリ下げて設置してあります。

 

⑥洋間出口

洋間のドアを開閉するときに身体のバランスを崩さないように設置した縦手摺りです。

照明スイッチがあるために400ミリ位の長さになっています。

 

⑦ダイニング入り口

ダイニングのドアを開閉するときに身体のバランスを崩さないように設置した縦手摺りです。

全長は600ミリで施主様家族の身長に合わせて基準より100ミリ下げています。

 

⑧洗面脱衣場(洗面台側)

洗面台に向かうための横手すりを設けました。端部に下地が無いのでベースプレートを設置しました。

ブラケットの間隔が910ミリを超えてしまうので間に一つブラケット付けています。

 

⑨洗面脱衣場(風呂場側)

浴室に向かうための横手すりを設けました。端部に下地が無いのでベースプレートを設置しました。

ドアを開閉するときに身体のバランスを崩さないように縦手摺りも設置しました。

 

⑩勝手口

勝手口の框昇降用に縦手摺りを設けました。立ったままでも腰掛けた状態でも使えるように床面まで伸ばしています。

 

★今回の工事は出入り口と動線になる通路を中心に取付を行ないました。以前におトイレ内は設置済みです。

施主様の歩行状態や動作の癖などを考慮して設計施工しますのでお気軽にご相談ください。

 

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